離婚したらやっぱり寂しい

私は、33歳の男性サラリーマンです。30過ぎに離婚を経験しました。6年ほどの結婚生活をしていたので、家事の分担などを考慮すると、もうパートナーなしでは生活が成り立ちませんでした。



仕事で、くたくたになって帰宅後に食事をす来る気力もありませんし、毎日外食をしていると、お酒を飲み過ぎてしまい、健康状態もあまり良くありませんでした。

その上、外食費が高額で生活費の状況も苦しくなってきました。



離婚をした直後は、もう結婚なんてするものかと考えていましたが、離婚して3年ほど経つと、やっぱり配偶者が欲しくなりました。

しかし、私の職場は工場ということもあり女性が極端に少なく、しかも、いい女がいなかったのです。


出会い系アプリのPCMAXで相手を探す

出会いのない私は、ネットを通じて相手を探してみようと思いました。

最初は、ネットの繋がりだけで、本当の名前も年齢もわからない人たちと関わり、ましてや結婚相手を探すのは、怖い気もしました。



私が利用したアプリは、「PCMAX」でしたが、インストールして登録して、そこに集まっている女性たちをみると、顔写真を見る限り魅力的な人が多くて、ここまで警戒していた気分はどこへやら、すぐに、夢中になっていました。



PCMAXの登録者の中には、自分の顔写真を出さず、ペットの写真でしょうか、可愛らしい猫ちゃんのアイコンを使っている女性もいました。



その人は、きっと顔を出すのが恥ずかしい奥ゆかしい人なんだろうと思い、逆に好感を持ちました。思い切ってメッセージを送ってみました。すると、すぐに返答が来ました。



それから、何度かメッセージをやり取りするようになりました。プロフィール欄には東京で働く25歳のOLさんと記載されていたので、きっと真面目な人なんだろうなと、だんだん仲が良くなることによろこびを感じていました。



その後、彼女に会いたいと申し出たのですが、何度か断られ、3回目くらいにOKが出たのですが、ドタキャンされてしまいました。



ドタキャンが3回くらい続いたでしょうか、私もさすがに怒ってしまいました。その後のやり取りで分かったことは、彼女は25歳のOLさんではなく、45歳の既婚の主婦だったのです。



どうやら私は、遊ばれてしまったようです。やっぱりネットを活用した出会い系は、詐欺まがいの落とし穴があるのだなと恐ろしくなりました。



その後は、慎重に相手を探しました。プロフィールをしっかり見て、そのプロフィールに見あった知識を持っているかなどを試すために、たくさん質問してしまいました。



相手によっては、不快な思いをした人もいるのではないでしょうか。でも、真剣だったのでPCMAX上でいろいろ質問をしてしまいます。



そんな時、「たくさん質問するということは、それだけ真剣なんですよね」とメッセージをくれた女性がいました。


理想の相手と居酒屋デートすることに!

私は、その女性に好感を持ち、メッセージを通じて仲を深めて行きました。

どうやら彼女は庶民的な人で、高級レストランよりも居酒屋がいいという人でした。そしてビールが大好きとも言っていました。



その後、二人で居酒屋デートをすることにしました。

待ち合わせ場所は、居酒屋のある近くの駅の改札前です。



現れた女性は、私がイメージしていた人にとても近くて良かったと思いました。性格的にも想像通りでした。



早速二人で飲み始めると、彼女は本当にお酒が強くて二人でとてもハイペースで飲み続けました。



まさか、男性の私が女性よりも早く酔い潰れることはないだろうとおもい、彼女のペースに合わせて飲んでいたら、なんと私が先にダウンしてしまったのです。



しかし、そのおかげで、彼女に優しく介抱してもらえて、彼女の優しい一面を存分にみることができて幸せでした。

私たちはうまくいきそうな気がしています。